メジャー4年で30本塁打の阪神・マルテが実戦復帰 救世主への期待と不安

2019年04月24日 16時30分

二軍全体練習に合流したマルテ。右は平田二軍監督

 右ふくらはぎの張りで二軍調整中の阪神・ジェフリー・マルテ内野手(27)が24日のウエスタン・ソフトバンク戦(鳴尾浜)で実戦復帰する。DHでスタメン出場予定で、ここ5試合を純国産スタメンで臨むなど、貧打に苦しむ猛虎打線にあって、大砲がグラウンドに戻ってくることは朗報だ。マルテは23日から全体練習に合流。一塁で試合前のシートノックにも参加した。「精神的にも肉体的にも試合に出る準備はできていると思う」と万全をアピール。虎の助っ人として周囲からの期待も自覚しており、前向きな姿勢を強調した。

 チームとしては早期の一軍合流即、大爆発というのが理想だろう。シーズン序盤とはいえ最下位争いを演じている状況とあっては、虎党からの待望論も高まるところ。オープン戦では6試合で16打数4安打、打率2割5分だったが、打席数はわずかで3月中旬以降、実戦から遠ざかっており、性急な一軍復帰を期待するのは酷な状況だ。

 阪神特有の不安もある。球団関係者は「ぜひとも長い目で見てほしい」と話したが虎党は甘くはない。一軍デビューでつまずけば、容赦ない罵声を浴びることだろう。首脳陣からすればチーム合流のタイミングも難しいというのが本音だ。

 メジャー4年で30本塁打の救世主。期待が高まるほどに不安も募る。実際、この日の鳴尾浜球場のスタンドは虎党で満員。一部でマルテの実戦復帰が報道されたとあってか、入場規制がかかったほどだ。そんな中、周囲の目に惑わされず自分のプレーに集中できるか。マルテの初公式戦に要注目だ。

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