好調の中日 与田監督は星野監督に似ている!?

2019年04月19日 16時30分

前評判を覆す好発進に与田監督評もうなぎ上りだ

 貯金2で2位タイと大健闘している中日・与田剛監督(53)にチームOBの間からも称賛の声が上がっている。「与田監督は選手をやる気にさせるのがうまい。星野さんのやり方に似ている」というのだ。

 星野監督が指揮していたころをよく知るOBの一人は「外から見ていてもチームの雰囲気がいいのがわかる。ここ数年の中日はそんなに応援したいと思わなかったけど、与田監督になった今年はナゴヤドームへ行きたくなったね」とベタボメ。中でも星野采配を思い起こさせたのが、13日の阪神戦でスタメン捕手に加藤を起用したことだという。

 5年目の加藤は前日(12日)の試合で精彩を欠くプレーを連発。7回に2番手・佐藤と3番手・谷元の3暴投を止められず、この回途中で交代を命じられていた。普通なら次の試合ではベンチスタートとなってもおかしくない。だが「あれはあれで実力なので。でもどのスター選手も若いころにはいろんな経験をしていることなので、今日は当然使うつもりでいた」と与田監督はあえて先発起用。これに加藤はプロ初となる1試合3安打の大活躍で応えた。

「星野さんは試合でミスした選手を叱ったり怒ったりしたけど、必ず次の試合で挽回のチャンスを与えていた。そういう使い方をされると選手も意気に感じる。与田監督も同じようにしてるよな」(前出OB)。二軍から昇格させた選手をすぐにスタメンで使うなど、全体の競争意識を高めるような選手起用も星野流をほうふつとさせる。

 19日からは首位・ヤクルトとの3連戦だが「首位を目指すことに変わりはないが、首位攻防という意識を持っては臨みません」と自然体を強調した与田監督。大胆采配でセ・リーグの台風の目となるか注目だ。