最下位・広島 二軍も人材難で“親子不振”にあえぐ

2019年04月19日 16時30分

 最下位に沈むセ・リーグ絶対王者の広島が“親子不振”にあえいでいる。開幕からすでに3週間が経過し17試合を戦ったがいまだ連勝がなく、首位・ヤクルトとは6ゲーム差をつけられている。

 チーム防御率がリーグワースト2位(4・35)の投壊もさることながら、得点力低下に苦しんでいる。チーム打率2割1分、同得点52はリーグワーストどころか12球団ワースト。そのため試合のない18日も若手野手が指名練習を行った。

 野間、堂林、曽根に交じって練習に参加したのは打率1割1分4厘のバティスタと同1割5分6厘の松山。スタメンに名を連ねる2人の低迷がそのままチームの成績に直結している。練習日のタイミングでの二軍降格も考えられたが、それもなかった。

 理由は二軍も“人材難”だから。ファームの開幕戦から本塁打を量産していたメヒアはこの日のウエスタン・ソフトバンク戦(筑後)で4タコを喫するなど直近5試合で19打数3安打と精彩を欠いている。この二軍戦をマツダスタジアムでテレビ観戦した迎打撃コーチは「(メヒアは)結果というよりも内容が良くなかった」とため息をついた。

 唯一、期待を持てそうなのが二軍で打率3割超えの高橋大くらい。昨季、出場99試合で25本塁打を放ったバティスタのなかなか上向かない状況に「(安打が)1本出れば気持ちが変わると思う」(同)と前向きに話したが、一、二軍揃って明るい材料に乏しいリーグ3連覇チームが頭を悩ませている。