中日のドラフト1位・根尾昂内野手(18)が16日、ウエスタン・リーグの阪神戦(ナゴヤ球場)で左手人さし指を痛め、負傷交代した。

「8番・遊撃」で先発出場し、7回の守備で、二盗を試みた阪神・高山と二塁ベース上で交錯。スパイクの歯がグラブをはめた左手に当たったことで、人さし指を深く切ってしまい出血した。

 試合中に名古屋市内の病院に向かい、検査を受けた結果「左手示指(人さし指)の挫創」と診断され、8針の縫合処置を受けた。病院から戻った根尾は「そんなに痛みはない。早く治したいです」と話したが、抜糸まで2週間かかり、長期離脱は必至の状況となった。

 小笠原二軍監督は「当分無理! 起こってしまったことは仕方がない。まずはしっかり治すことが最優先」とし、当面はランニングもさせず、治療に専念させる方針でいる。