JRAの女性騎手・藤田菜七子(21)が16日、ロッテ―ソフトバンク戦(ZOZOマリン)の始球式に登板し、念願のノーバン投球に大喜びだった。

「菜七子」にかけた背番号775のカラフルなオリジナルの“勝負服”で登場。力を込めて投げたボールがダイレクトで捕手・田村のミットに吸い込まれると、満面の笑みを浮かべた。

 同球場での始球式は3年連続で、過去2度はノーバウンドで投げることができていなかった。それだけに「本当にやっと届いてうれしいです。今年こそはという思いが強かったので」と笑顔で話した。