ソフトバンク・千賀「気迫の143球」も初勝利ならず

2019年04月13日 00時21分

千賀は先制点献上を反省した

 ソフトバンク・千賀滉大投手(26)が12日の楽天戦(コボスタ宮城)で自己最多143球を投げて7回14奪三振2失点の力投を見せたが、初勝利はならなかった。チームは2—4で敗れた。

 今季3度目の先発マウンドに上がった千賀は、初回から最速159キロをマークするなど、3つのアウトをすべて空振り三振で奪った。仙台での屋外ナイターで気温一桁台の難しいコンディションの中、6四球を出したが毎回の14奪三振。4回無死満塁を最少失点でしのぎ、7回も二死満塁のピンチを切り抜けるなどエースの気概を見せた。

 右腕は試合後「先制点を与えてしまうと、こういう形になる。まだまだです。すべては先制点を与えたことに尽きる」と反省。チームとしてカード初戦を落とした悔しさをにじませた。

 そんな頼もしい右腕に倉野投手コーチは「去年までとは全く違う姿だった。これまでは球数がいくと、弱々しいところがあったが、そういう姿は見せなかった。今日の試合は、もう千賀に任せようと思っていました。今日の投球で千賀はもう一つ上のステージに上がったんじゃないかと思います」と称賛。育成時代から右腕を指導し、ゆえに普段は辛口な倉野投手コーチも「気迫の143球」に成長を感じ取った。