西武・外崎の小指“ぐにゃり”応急処置で平然と復帰

2019年04月12日 21時08分

 12日のオリックス戦(メットライフ)で西武・外崎修汰内野手(26)の右手小指が第二関節から曲がった状態となりベンチの首脳陣、ナインの表情が青ざめた。

“恐ろしい場面”は両軍0―0で迎えた7回一死一塁の打者・中村の打席で起こった。オリックス2番手・吉田一が一塁走者・外崎の足を警戒してけん制を繰り返した。

 すると、中村へのカウント3—2からの場面で吉田一が入れたけん制後に外崎がタイムを取り、おもむろに三塁ベンチへと引き上げ始めた。両軍ベンチとも何が起こったか分からず、外崎を見守っていたが、そのスライディンググローブをはめた右手の小指が第二関節から外側に大きく曲がり、あらぬ方向を向いていた。

 どうやら、一塁へ帰塁した際にベースに強く小指を突き、引き起こした状態のようだった。その状況をベンチで不安げに見つめていた辻監督や森、栗山の横を平然とした表情で通り過ぎた外崎。ベンチの誰もが最悪の事態を想定し始めたころ、テーピングで応急処置を施した外崎が何事もなかったかのように試合に復帰した。

 そのまま一塁へと戻りさらに続いた吉田一のけん制2球に対しても、それまで通りヘッドスライディングで右手から帰塁するなどプレーを続行。そのまま二塁の守備にもつき、指が曲がっても試合出場を諦めない“不屈の富士大魂”を見せた。