11日のDeNA戦(甲子園)で4試合連続でスタメン落ちした阪神のドラフト1位・近本光司外野手(24)が7回に代打で登場し、右翼スタンドにプロ入り第1号となるソロを放った。ルーキーでは12球団一番乗りとなる記念の一発に「積極的に打ちにいった結果が最高の結果となった。気持ちのつくり方は代打の方が1打席なんで集中できた。甲子園で打てて素直にうれしい」。残念ながらチームは完敗し“空砲”となった。

 今後の先発起用はまだ微妙ではあるが「悔しい気持ちはあるけど、今のこの期間を後に生かせるようにやりたい」と前を向いていた。