広島 克服なるかツバメ恐怖症

2019年04月12日 16時30分

6点リードされ、早々と2回に円陣を組む広島ナイン

 広島がドロ沼から抜け出せない。11日のヤクルト戦(マツダ)は先発・岡田が立ち上がりから制球難を露呈。1回0/3を2安打6四球6失点と試合を早々にぶち壊し、2―6で押し切られて4連敗となった。本拠地で同一カード3連敗は2015年6月以来4年ぶりの屈辱だ。

 岡田は「自分の直球がどれだけ通用するか、勝負したい」と意気込んでいたが、そもそもストライクが入らなければ勝負にならない。初回から2四球2安打などであっさり2点を失い、2回は完全に独り相撲。先頭打者から投手の寺原を含む4者連続四球で3点目を与え、一死も奪えずKOされた。その後も守乱が絡んで走者が次々に生還。今のカープ打線にいきなりの6点ビハインドは重過ぎた。

 連日の惨敗に緒方孝市監督(50)の言葉も苦しい。岡田の二軍降格を明言し「地元で勝てていないので本当にファンの人には申し訳ない」と頭を下げた。

 守乱もあったとはいえ投手陣は今カード3試合で計31失点。佐々岡投手コーチも「苦しいよね」と渋い顔だった。こと対ヤクルトで見過ごせないのが2年前まで在籍していた石井、河田両コーチへの“過剰意識”だ。投手陣の間では対戦前から「琢朗さん(石井打撃コーチ)たちの指導の効果が本格的に表れてきている。ウチの打線に似た怖さが出てきたから気を付けないと」との声が上がっていた。

 指揮官は「また明日から試合は続くし、立て直せるようにしっかりやるだけ」と前を向いたが…。今後はツバメ恐怖症の克服もコイ投の課題となりそうだ。