王者広島がおかしい…3回9安打6失点KO ジョンソン大炎上 

2019年04月10日 16時30分

今季は精彩を欠くジョンソン

 広島が9日のヤクルト戦(マツダ)に1―10で大敗した。最大の誤算は先発したクリス・ジョンソン(34)の大乱調。制球が定まらず3回9安打6失点でKOされた。左腕エースでも負の流れは止められず、傷口を広げる結果にムードは悪化の一途だ。

 味方の戦意を喪失させる最悪の投球内容だった。ジョンソンは初回から直球、変化球とも勝負球が甘く浮き、ツバメ打線につるべ打ち。初回は5安打で3失点、2回も3安打で2失点。トドメは3回に村上に特大のソロを浴び、立ち直る様子なく今季最短でマウンドを降りた。

 左腕の乱調で試合の大勢は早々に決まり、スタンドはコイ党の怒声とため息が充満。ベンチの空気もよどむばかりだ。ジョンソンは開幕直前にコンディション不良を訴えて開幕カードの巨人戦登板を回避し、次カードの中日戦初戦に回った。他の先発陣はドタバタ調整を強いられる結果となったが、黙って受け入れていた。「スコアボードが物語っている。何もない」とムッツリ顔の助っ人に、佐々岡投手コーチは「責任回数を投げてもらいたい」と渋い顔だった。

 2戦ぶりに試合後会見に応じた緒方監督は「(ジョンソンは)球に力はあるように見えた。また修正して頑張ってもらう」と左腕の奮起に期待を寄せたが…。ツバメは昨季貯金13を荒稼ぎしたコイのカモ。ホームでは10勝2敗と圧倒した。その相手に今季初戦からこんな体たらくでは…。王者の頭上に暗雲が垂れ込めている。