巨人・ビヤヌエバ2発で原監督うれしすぎる悩み 4人の外国人枠で誰を落とすか

2019年04月10日 16時30分

9回にこの日2本目となるダメ押し弾を放ったビヤヌエバ

 Gの新助っ人砲に待望の一発だ。巨人のクリスチャン・ビヤヌエバ内野手(27)が9日の中日戦(ナゴヤドーム)の2回に来日初本塁打をマークした。貴重な同点ソロで勢いづいたビヤ砲は9回にもダメ押し弾を放ち、チームの連敗も2で止めた。ただ、一軍登録可能な4人の外国人枠のやりくりはかえって難解に…。誰を落とすべきなのか、チーム内でも議論が白熱している。

 待ちに待ったアーチは出場8戦目の23打席目に生まれた。1点を追う2回の第1打席、ビヤヌエバは大野雄の直球を振り抜き、打球はG党が待つ左翼席へ。「ボールがかわいそうなくらい良い感触ではじき返せたよ」という会心の当たりで試合を振り出しに戻した。

 2―1のまま進んだ重苦しい展開にピリオドを打ったのもビヤ砲だ。9回の4打席目にはロドリゲスからトドメの2号ソロ。G打線が球団史上ワーストタイの17三振を喫したなかで孤軍奮闘し、チームを3―1で勝利に導いた。

 試合後、初のヒーローインタビューで「自分自身、一番待ち望んでいた。一生忘れられない日になったよ」と感慨にふけった殊勲の男について、原監督も「貴重ですね。3点の(うちの)2点だからね。1本目も(相手の)本拠地で先制されると劣勢になるんですけど、大きかった」とたたえた。

 ただ、これで悩みが深くなったのは外国人枠の問題だ。指揮官は前日にも「頭が痛いよ」と頭をかいていたが、この日も「非常に高いところで競ってくれている。僕だけが悩めばいいこと」。

 調整遅れで開幕に出遅れたビヤヌエバはこの日の2発で打率は3割4分8厘まで上昇。4打数無安打で同2割8分6厘に降下したゲレーロも3本塁打、11打点と勝負強さを発揮している。首脳陣は開幕2戦目で勝ち、現在は二軍調整中のヤングマンを13日のヤクルト戦(東京ドーム)で先発させる方針で、その際に現在一軍に名を連ねるゲレーロかビヤヌエバ、10日に先発するメルセデス、4連続セーブを挙げた守護神クックの誰かを抹消する必要がある。

 助っ人5人が好調の今、一軍枠4人をどう選ぶのかはチームでも関心の的。「ゲレーロとビヤヌエバは同じスペイン語を話すパートナーでもあり、ライバルとして刺激し合う間柄。2人はセットにして切り離さない方がいいのでは」との声もあれば「まずメルセデスを“投げ抹消”にして、最短の10日で戻せばいいと思う。ヤングマンも土曜日(13日)に投げてから抹消すれば可能ですから」との意見もあった。

 誰かが不調なら悩むまでもないだろうが、原監督はどんな決断を下すのか――。