西武の迷える4番・山川穂高内野手(27)の「ホームラン勝率」が2割5分(1勝3敗)と低迷している。

 5日の日本ハム戦(東京ドーム)、7回に相手先発・上沢のストレートを捉えバックスクリーンに2日ロッテ戦(メットライフ)以来、3試合ぶりとなる4号ソロを叩き込んだ山川。7戦4発は81本ペースで公言する50本へ順調な滑り出しを見せている。

 しかし、2—5で敗れたこの試合を含め、山川が本塁打を打った試合は1勝3敗とここまでは“空砲”が目立っている。

 山川は東京ドームでの初本塁打に「やり慣れていない球場なので難しいと思います。(ボールの見え方は)変わりますね。全然違います。とりあえず今日は1本出て良かった」としながら、自らの一発がチームの勝利につながらない現実に表情をこわばらせていた。

「三振もしていますし、チームも勝っていないので修正して、また明日、いいところで打てるようにやっていきます」と4番としてチームの敗戦の責任を背負い込んだ。