阪神が巨人に3連敗 甲子園の巨人戦動員に不安

2019年04月05日 16時30分

巨人に3タテを食らい、最下位に転落した矢野監督

 阪神が泥沼から抜け出せない。4日、伝統の一戦で屈辱の同一カード3連敗。相手先発の新人左腕・高橋にプロ初白星まで献上した。球団史上60年ぶりとなる開幕から6戦連続3点以下という不名誉な記録のおまけつきで、守っても初回に二死一、三塁からあっさり重盗を決められるなど、やられ放題だった。

 試合後、矢野燿大監督(50)は「(打線が)これだけ悪いというのもなかなかない。前を向いてやっていくしかない。ファンに申し訳ない試合になって…」と陳謝。参謀役の清水ヘッドコーチは「去年は最下位だったので開き直ってやっていくしかない」とナインを鼓舞し、糸井も「みんなで(連敗を)止めるしかない!」と前を向いた。

 まだ開幕して6試合を消化しただけ。借金2とはいえ、順位や星勘定で焦る必要はない。ただ、伝統の一戦の客入りに関しては、球団も危機感を募らせているという。球団関係者は「甲子園での巨人戦のチケットがあまり売れていない。今までは黙っていても完売だったのに…。最近はずっと巨人に弱いから、ファンの方も敬遠しているのかもしれない。そこにきて今回の3連敗だから…」と頭を抱える。

 宿敵・巨人には7年連続負け越し中。特に昨季の甲子園では引き分けを挟んで6連敗するなど、3勝9敗1分けと完膚なきまでにやられた。新監督となった今季こそ逆襲の年にしたいが、いきなり3連敗を喫した。これではドル箱カードでファン離れを招きかねない。

 直近では4月19日から甲子園で巨人3連戦が組まれている。ファンを振り向かせるためにも、まずは深刻な貧打を解消したいところだ。