阪神は4日、梅野隆太郎捕手(27)が「左足薬指の骨折」と診断されたことを発表した。2日の巨人戦(東京ドーム)の2回、内野安打で一塁を駆け抜けた際に転倒。試合には最後まで出場したが、骨折の疑いがあり緊急帰阪していた。

 正捕手のまさかの離脱で非常事態に思われたが、治療を続けながらのプレーは可能で梅野本人も強く希望していることもあり、5日の広島戦(マツダ)からの再合流が決定。矢野燿大監督(50)は「いろんな意見の中でやってみようとなった。スタメンの準備をすると思う。また大きな力になってくれるんじゃないかな」と安堵の表情だった。