西武・辻監督 開幕カード借金3の最短返済へ口も滑らか

2019年04月04日 11時53分

 開幕ソフトバンク戦で3タテを食らった西武が3日のロッテ戦(メットライフ)に先発全員安打の計12安打、4盗塁と大技小技を絡め9―3の快勝で2連勝。5回3失点の武隈が先発として7年ぶりの白星を挙げた。

 辻発彦監督(60)は「あそこ(3回)で3点取られたからね。展開からいって(5回の8番)中村の3点タイムリー、あれが大きかった」とダブルクリーンアップの“セカンド4番”の効果的な3点タイムリーをたたえた。

 2回には9番・木村から3番・秋山まで4連打に3盗塁を絡めて一挙3得点。ホークス戦では発揮することのできなかった機動力で主導権を奪い本来の西武野球が開幕した。

 指揮官は「カウントを読みながらプレッシャーの中で走れるというのはスペシャリストでしょう。金子にしても源田、木村はウチの大きな武器だからね」と3人で4盗塁4得点を決めた韋駄天トリオに最敬礼した。

 先発不足の急場を埋めた武隈については「まっすぐが走っていたのでいけると思っていた。3回の3ランは慎重になり過ぎて傷口を広げたけど、打線がカバーして勝ちがついたのは大きい。期待通り十分ゲームを作ってくれた」と合格点。

 中村の3点打直後の6回から回またぎの2イニングを無安打無失点リリーフした3年目・田村については「投手コーチとも話していて今年成長してきた田村を勝っている試合で使ってどういう投球をするか。そこで抑えることで本人の成長、自信になるんじゃないかと」と今後へとつながる収穫も得た。

 今日4日の第3戦にも勝利すればニール、武隈、本田の裏ローテで開幕カードの借金3を最短で返済することになる。