中日 松坂不在も「元気」なベテラン投手勢

2019年04月04日 16時30分

好投した吉見

 中日は3日の広島戦(ナゴヤドーム)に2―3で逆転負け。勝てば3年ぶりの貯金だったが、再び借金生活に逆戻りとなった。

 それでも収穫はベテラン投手が元気がいっぱいなこと。開幕2戦目に5回1失点で勝利した40歳の山井を含め、この日は今季初登板の吉見一起投手(34)が5回2/3を8安打ながら無四球で無失点の好投を披露した。

 しかし、勝ち投手の権利を持って降板したが、7回に祖父江が鈴木に3ランを被弾し、試合をひっくり返された。吉見は「スミ1で勝てた試合だったのに、最後まで投げ切れる安心感、安定感が必要だと思った。チームが勝たないと正直、意味がない。今日は粘ったねとか、ナイスピッチングとか言われるけど、僕の中ではふがいない投球だった」と反省しきりだった。

 ここまで悔しがるのも完投を狙っていたから。「今日は勝ったら3年ぶりの貯金というのがあったので、俺が一人で最後まで投げ切るつもりでいた。言い方は悪いけど、走者がいない時は抜きながら、遊びながら、長打だけ打たれないように投げていた。だから全然疲れてないし、まだまだいけた」と自身にとっては不本意ながらも、頼もしい限り。

 ベテラン勢では38歳の松坂が右肩の故障でリハビリ中だが、吉見が「1試合でもダメだったら外される可能性がある」と覚悟を語るように、今季は山井と一緒にチームを支えていくつもりだ。