広島 “カメレオン打線”で丸の穴を埋める

2019年04月04日 16時30分

逆転3ランを放った鈴木

 広島の“カメレオン打線”に拍車がかかっている。3日の中日戦(ナゴヤドーム)は0―1の7回、鈴木誠也外野手(24)の2号逆転3ランが飛び出し、3―2で逃げ切って連敗を3でストップ。今季初先発の野村が7回3安打1失点の奮投で援護を待ち、最後は若き主砲が4番の仕事を果たしてなんとか競り勝った。

「祐輔(野村)は8、9回もいこうと思うぐらいの素晴らしい投球。誠也はさすが4番打者」と投打のヒーローを称賛した緒方監督は、この日は相手先発が右の吉見ということもあり、前日のオーダーから一気に4人を入れ替えた。前夜1号弾を含む2安打の長野をあっさり下げ、代わりに3試合ぶり先発の西川が2安打。小窪に代わって2試合ぶり先発の安部も3安打を放ってアピールに成功した。

 結果が出なければ下げられるが、打っても明日は保証されないのが今季の赤ヘル打線。前日は高ヘッドコーチが長野について「これからは左右に関係なく使うかも…」としていたが、この日は迎打撃コーチが西川、安部について「明日は左(ロメロ)ですが、これから考慮します」と話すなど、ベンチの目まぐるしい状況変化が伝わってくる。

 打線の柱だった丸の穴は「全員で埋める」というのが緒方監督の方針。日替わりオーダーは層の厚さの裏返しでもあるが、選手の見極めに赤ヘル首脳陣は日々必死だ。