ミスターの“御前試合”でGナインが大爆発!丸は移籍1号

2019年04月03日 16時30分

1号弾の丸はポーズを決めてベンチに凱旋

 巨人の長嶋茂雄終身名誉監督(83)が2日、東京ドームを訪れ、巨人―阪神戦を観戦。サプライズ登場したミスターの“御前試合”でGナインが大爆発し、9―3で阪神に快勝した。

 初回から主導権を握った。吉川尚、坂本勇の1、2番コンビの連続安打で無死一、二塁のチャンスをつくると、丸が右翼線への適時二塁打で先制。一死後に陽岱鋼の内野ゴロの間に2点目を挙げ、原監督が常々口にする「初回に2点を取りにいく野球」を初めて成功し、試合を優位に進めた。

 3回には再び吉川尚と坂本勇の連打から、今度は主砲・岡本の左中間二塁打で2点を追加。なおも相手失策で一死一、二塁とチャンスを広げ、ゲレーロが甘く入ったチェンジアップを左中間スタンドに2号3ラン。7―0とし勝負を決定づけた。

 それでも攻撃の手は緩めない。昨季は3敗(1勝)と大苦戦した相手先発ガルシア(前中日)を4回で引きずり降ろすと、5回には待望の一撃が飛び出した。丸が馬場から開幕4戦目で移籍後初本塁打となるソロアーチを放ち、ベンチで出迎えた阿部らが両手で「○マーク」をつくって大はしゃぎ。初回に二塁打した際は塁上でぎこちなくマークをつくった。結局、丸は犠飛を含む3打数2安打、3打点の活躍で「本拠地開幕戦からいいスイングができて良かった」と思わず笑みがこぼれた。ミスターからはFA宣言後に手紙を送られた縁もあり「野球に対してすごく情熱のある方だと改めて思った。僕も負けない情熱を持ち続けたい」と背筋を伸ばした。

 会心の勝利に原監督は「初回に2点。その後も非常にいい攻撃で試合を進められた」と満足げで、開幕の5打席連続三振から立ち直った丸について「最初のタイムリーも運が回ってきたというか、いい形で気分よく打席に入れた感じがする」と目を細めた。天敵の広島に勝ち越し、本拠地初戦も白星スタートを決めて3連勝。まだ4試合ながら単独首位に立った原巨人の進撃はどこまで続くのか。