中日・与田監督 吠えて吠えてベンチから意識改革

2019年04月03日 16時30分

快勝に意気上がる与田監督(右)

 新指揮官がほえまくりだ。中日は本拠地開幕戦となった2日の広島戦に7―4で逆転勝ち。3度リードを許しながらも打線が執念を見せ、8回に代打・阿部が勝ち越しの2点打を放つなどシーソーゲームを制した。

 試合後に「疲れましたね、本当に」と発した与田剛監督(53)の第一声はようやく聞き取れるぐらいのハスキーボイス。「興奮してたんじゃないですか、おそらく」と話した通り、試合中にベンチで選手以上に大声を張り上げて、つぶれたものだった。

 これにはナインも感服するばかりだ。選手会長の福田は「あんな大きな声を出す監督さんは初めてです。本当にめちゃくちゃ声が大きい。選手のモチベーションを何とか上げようと、ミスをしたとしても『次、切り替えていけ!』とか、すごく言ってもらっている。すごくいい雰囲気です」と明かす。大島も「監督が選手に負けないぐらい大声で『思い切っていけ!』とか、失敗しても『次! 次!』とか言ってくれる」と驚きを隠せない。

 指揮官の大声はコーチ陣にも波及している。波留打撃コーチは「みんなで戦う姿勢を植えつけようと、コーチも一緒になって声を出している。このところ低迷しているので、そういうのが欠如しているんじゃないかということ」と言う。ただ、まだ満足できるレベルではないようで「選手がそれで勇気づけられたとか言ってるようではまだダメ。自発的にやるようにならないと」と付け加えることも忘れなかった。