西武・多和田真三郎投手(25)が初の開幕投手となった29日のソフトバンク戦(ヤフオク)で5回10安打を浴び4失点で降板した。

 多和田は初の大役を前に「自分にできることをしっかり考えて仕事を果たしたい」と話していた。しかし2回、松田に先制ソロを許すと4回には上林に右前適時打、続く5回にもデスパイネ、内川に適時打を打たれ、投球数が96球に達したこの回限りで交代した。

 多和田は「登板前のブルペンでは普通でしたが、実際マウンドに上がったら、開幕戦という独特な雰囲気があり、自分の投球ができませんでした。粘り強く投げましたが、5回の失点がもったいなかったです」とコメントした。