【2019ペナント予想=大友進(本紙評論家)】西武の連覇が濃厚と見た。浅村が抜けた打線の穴はどうにでも埋める方法はある。問題はエース菊池の抜けた投手陣の底上げだが、ドラフト1位の松本航はやはり評価にたがわぬ完成度。軽い肺炎で出遅れることになったが、2桁勝利できる能力はある。打線も秋山がこのまま3番に座り、足のある金子侑、源田の1、2番コンビが機能すれば西武本来のソツのない野球が復活するはずだ。
下馬評の高いソフトバンクは固定したレギュラーの高齢化が気になるところ。めぼしい新戦力の台頭も期待薄で世代交代にはまだ時間がかかりそうだ。手堅い野球をする日本ハムも魅力だが、現有戦力にダルビッシュや大谷のようなスペシャルな投手はいない。
トータルで考えると西武の“1強”となっても不思議ではないと思っている。