92歳の渡辺主筆 元気いっぱいに原巨人Vを予告

2019年03月26日 16時30分

 巨人を応援する財界有力者による激励会「燦燦(さんさん)会」の総会が25日、東京都内で行われた。読売新聞グループ本社の渡辺恒雄代表取締役主筆(92)が原辰徳監督(60)ら首脳陣、選手とともに登壇してスピーチ。約230人の出席者を前に「渡辺恒雄でございます」とあいさつし、こう続けた。

「(壇上に)テーブルと椅子を用意したのは『渡辺は、もうろくして立てないだろう』と司会者が思ったに違いない。これも無理はない。去年夏、病気になって入院しました。そのときに、ある週刊誌は『渡辺恒雄逝く』と書いた。どういう意味なのかと前後の文章の脈略を見たら『渡辺恒雄が死んだ』という意味だった。ところが死んでいないもんだから、どう訂正するかと注目して週刊誌を読んでいたら『危篤だった』と書いてあった。『危篤で死にかけたから死んだ』と書いたんだという弁解らしい」

 力強い言葉で自らの復調を誇示した後、巨人について「今年こそは優勝する。原君の言っていることを聞いていると、そう信じざるを得ない。最も古い、優勝回数が最も多い巨人軍がちょっとここのところ足踏みしているのは、誠に不自然なこと」と述べた。

 さらに渡辺主筆は「今年は肝心の長嶋(茂雄終身名誉監督、監督時代の背番号33が同会命名の由来)君がいないけれども、いずれ優勝祝賀会に出てもらうことを期してですね、その時には優勝してもらわないとしょうがない。優勝したら僕は長嶋君をおんぶして連れてきますよ。彼はね、僕より若いし、不屈な精神力を持っているから必ずここに戻ってくると思います」とも。冗談を交えて場内の笑いを誘い、リハビリ中の長嶋氏にもエールを送るなど、渡辺主筆は元気いっぱいだった。