イチロー究極の草野球チーム 田口、長谷川、川崎、城島も!引退会見で語っていた夢

2019年03月23日 14時00分

イチロー

 現役引退を表明したマリナーズ・イチロー外野手(45)が22日(日本時間23日)、本拠地のシアトルに到着した。22日未明の記者会見では今後について「将来はまた楽しい野球をやりたい。草野球を極めたい」などと発言。早速、イチローになじみの深い面々が反応するなど大きな話題を呼んでいる。果たしてイチローの草野球チームはどんなチームになるのか。本紙が独自にその可能性を探った。

 シアトルに到着したイチローは搭乗時と同じ黒いニット帽を被り、白のTシャツとジーンズ姿で弓子夫人とともに姿を現した。空港には大勢の報道陣やファンが集まり、周囲からの「お疲れさまでした」「ご苦労さまでした」との声には柔らかな表情で何度も会釈を繰り返し、迎えの車に乗り込んだ。

 気になるのはイチローの今後だ。米メディアが注目しているのはシアトルでのセレモニー。23、24日(日本時間24、25日)には本拠地のTモバイル・パークでファンフェスタが開催され、25日(同26日)からパドレスとのオープン戦が2試合、28日(同29日)には米国開幕戦が控えている。イチローが登場すればファンから大歓声を浴びるのは間違いない。

 日本でもイチローの動向は注目の的だ。古巣オリックスの面々は、イチローが引退会見で「将来はまた楽しい野球をやりたい。たとえば草野球。プロでそれなりに苦しんだ人間でないと、草野球を楽しむことはできないのではないか。そんな野球をやってみたい。草野球を極めたい」と語り、1994年にシーズン210安打のプロ野球記録(当時)を樹立したころから純粋に楽しい野球ができなくなったとの発言に即座に反応。元メジャーリーガーの田口野手総合兼打撃コーチが「僕も肩をつくっておきたい。たぶん彼はピッチャーをやると思うんで、捕手でやらせてもらえないかな。もう1回一緒にプレーをしたい」とメンバー入りに立候補した。

 球団関係者も「イチローが呼びかけたら断る人はいない。イベントとしては無理でも、内々で非公開でできるなら、こんな楽しいことはない。スーツ組対コーチ組でもいい。ベンチからヤジりますよ」とノリノリ。「みんな張り切るんじゃないか? 元捕手の長村さんもマスクをかぶるかもしれない。60歳だからあまり無理はしてほしくないけどね」と、スーツ組の長村球団本部長、福良育成統括GM、長谷川SAらオリックスOBを中心に、あっという間に複数チームができてしまいそうな勢いだ。

 ほかにも自主トレのパートナーだった“ムネリン”こと川崎宗則氏(前ソフトバンク)の名前も浮上。同氏は草野球チーム「宗rin’s(ムネリンズ)」を持っており、過去にはホークスの現役選手やダルビッシュが同チームの選手として出場したことがある。マリナーズでイチローと同僚で、ホークスOBの城島健司氏が参加しても不思議ではない。

 こんな対戦も“あり”だろう。かつてヤクルトなどで活躍し、今月11日に引退表明した元韓国代表投手の林昌勇とイチローによる「WBCリベンジマッチ」や、オリックスが日本一になった96年、巨人との日本シリーズの再現、イチローがマウンドに上がった96年球宴の「投手イチローVS松井の代打高津」の再現、このとき幻に終わった松井秀喜氏との対戦…と夢は広がるばかりだ。

 イチローは引退会見で「今後もトレーニングはすると思います」とも話していた。早ければ今オフにも神戸のグラウンドで、そんな夢カードがひっそりと行われるかもしれない。

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