中日開幕投手・笠原 鋼のハート

2019年03月23日 14時00分

 中日の開幕投手を務める笠原祥太郎投手(24)が22日、楽天戦(ナゴヤドーム)で先発し、3四球ながらも5回2失点と粘りの投球を披露した。昨季6勝4敗の3年目左腕を大役に指名した与田監督は「誰を使ったって賛否両論が出る。一番現場で見ている我々がこれでいいと決めたらそれで向かって行くしかない」と29日のDeNA戦(横浜)に腹をくくって送り出すつもりだ。

 人見知りでおとなしい性格の笠原だが、野球のことになると強心臓ぶりを発揮する。この日は同じく開幕投手が決まっている岸との投げ合いだったが「今後もエース級の人と当たると思うけど、そこは意識せず、自分の投球ができれば結果もついてくると思うので。意識して空回りする人もいるので。僕も頑張らなきゃと思わないようにしようと思う」と気にする様子もない。連続無失点が3試合で途切れたことにも「シーズンに取っておきたい部分もあったので、失点のこの感覚も味わえて良かったと思います」と涼しい表情だ。

 チーム内には山井や吉見、大野雄ら開幕投手経験者の先輩が多くいる。調整法などのアドバイスを受けることもできるが「特に何も聞いてないです。調整法といっても1週間を中6日で行くだけなので。何も変わらないと思うので普通にして行こうと思う」とケロリとしたもの。「自分の投球を心がけて、自分がゼロに抑えれば負けることはないので。普通に投げるだけです」と淡々と語る笠原には大物の片鱗すらうかがえる。