中日・京田への懲罰は吉か凶か

2019年03月22日 16時30分

精彩を欠いている京田

 カンフル剤は吉と出るのか――。正遊撃手の大本命である中日・京田陽太内野手(24)が21日のオリックス戦(ナゴヤドーム)でスタメン落ち。7回の代走で起用され、8回の打席では三球三振に倒れた。前日の同戦では中継プレーのミスや三球三振を喫したことなどから“懲罰交代”を命じられていた。この日は遊撃でフル出場した堂上がオープン戦1号となる2ランを放つなど結果を出した。

 与田監督は「京田を使わないと、みんなそこだけに反応するけど、シーズン中もライバル争いをしてほしいので、どっしりとあぐらをかいてもらっては困る。ここからも続くこと」と説明した。

 一昨年の新人王で昨年もチームでただ一人、全試合出場を果たしたとはいえ、京田はまだプロ3年生。成績的にも1年目と比較して昨季は打率2割6分4厘→2割3分5厘、安打数は149本→136本、盗塁は23個→20個と軒並み下がっている。指揮官の言い分ももっともで、ドラフト1位・根尾昂内野手(18=大阪桐蔭)の開幕一軍入りが事実上厳しくなり、油断していたのではないかとの指摘まである。一方で、チーム内には「別に怠慢プレーでも何でもなく、一生懸命にやっている中でのただのミスだと思う。それで懲罰をやると余計に京田の良さが消えてしまう可能性もある。もう少し京田を信じて使ってやってもいいと思う」と擁護する声もあるが…。不動のレギュラーとして定着するには、成績を残して雑音を封印するしかない。

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