巨人・亀井 イチローに励まされた「お前まだ子供だな」と(笑い)

2019年03月20日 16時30分

イチロー(右)と話す亀井

 マリナーズとのプレシーズンゲーム2試合を終えた巨人・亀井義行外野手(36)が、本紙に熱い胸のうちを吐露した。2009年の第2回WBCで、侍ジャパンのメンバーとして多くを教わったイチロー外野手(45)とグラウンドで久々に再会。レジェンドから感じ取ったこととは――。

 マリナーズ戦を終え、亀井は感無量の様子だった。かつて一緒に日の丸のユニホームを着たイチローと久しぶりに対面。プレーだけでなく、立ち居振る舞いに対して「やっぱり衰えていないな」とあらためて感じ取ったという。

「間近でお話しさせてもらって、体も変わっていないですし『体脂肪も6%だ』と言っていたので、やっぱりすごいなと。維持しているというか、トレーニングされているなというのは、もう本当に感じました。まだまだ絶対できる人ですからね。僕も36歳でチームの中ではベテランのほうですけど、イチローさんから『お前、まだ子供だな』と言われましたし(笑い)。やっぱり、僕もまだまだ頑張らなきゃいけないなという気持ちになりましたね」

 第2回WBCではチームを率いた原監督から抜てきされ、当時の巨人で“準レギュラー”だったものの侍ジャパンの一員に加わった。同じ右翼を守るイチローと行動を共にする機会が多くなり、キャッチボールの相手も務めた。そのスーパースターが原監督に「亀井はいい選手ですね」と言ってくれたことは、今も大きな自信につながっている。だからこそ再会を果たした時は、野球少年のように胸をときめかせた。

「(今回のマリナーズ戦は)僕らも『ファン』として見ていた部分もあるし、やっぱりまだまだイチローさんの姿を見たいなという気持ちはありましたね。坂本もそうでしたけど、何かもうしゃべれたことに感激してて皆、そういう感覚ですよね」

 憧れのレジェンドと会話を交わし、ゲキも飛ばされた。“もう1回やってやるぞ”という闘魂に火がつくのも当然だ。

「もちろん、イチローさんを見ていてそういう気持ちになりましたしね。ニュースで日本のプロ野球のことも見てくれているみたいなので、何とか1日でも(自分の)名前が新聞に出るように頑張らなきゃいけないなと」

 16日のヤクルト戦ではプロ初の満塁弾を放ち、マリナーズ戦2試合にも先発出場して5打数2安打1打点。春季キャンプから好調モードで開幕5番候補に浮上している。それでも「まだまだ」と首を横に振った亀井は、こう続けた。

「もっと調子を上げなきゃいけないし、今いいとは思っていない。ただ早く若い子が出てきてくれたらね(笑い)。それはそれで大歓迎です。自分ももちろんプロ野球選手として試合に出ることは目標ですけれど、それ以上にね。僕は15年巨人でやってきて、巨人が好きなんで。チームが強くなるために早く若い人が一人でも出てきてほしい。矛盾はしているかもしれないですけど、そういう願いもあります」

 最後は「ジャイアンツ愛」で締めたGの背番号9。

 敬愛するイチローに大きな刺激を受けたベテランに今季は期待大だ。

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