広島の3番は日替わり!? 大きすぎる丸の穴

2019年03月18日 16時30分

打線のやり繰りに頭を悩ませる緒方監督

 広島が17日のオリックスとのオープン戦(マツダ)に0―0で引き分けた。投手陣は先発のジョンソンが6回無安打無失点の完璧投球を見せるなど零封リレーも、打線が散発の3安打と機能しなかった。

 この日は緒方監督の発案によって打線の組み替えが行われた。注目はこれまで1番だった田中広を3番に置き、1番には西川を据えたこと。指揮官は「最初から考えていたこと」と多くを語らなかったが、丸の抜けた3番はなかなか固定できないようだ。

 3番はキャンプから主に西川が務めていたが、オープン戦の打率は2割1分4厘と低調で、このままでは打線がとぎれかねない。丸がいた昨季も、1、2番の“タナキク”を動かしたことがあったが、3番で悩んだことはなかった。
 

 高ヘッドコーチは「今年はこんな感じで固定できないかもしれない」と“日替わり打線”の可能性を示唆。迎打撃コーチも「(打順が)決まれば理想だけど、年間を考えるとそうもいかないと思う」と、開幕後も打線のやり繰りに苦労することを覚悟しているという。

 球団記録を更新するリーグ4連覇、そして35年ぶりの日本一を目指す広島。オープン戦は残すところ6試合と開幕は目前だが、ぽっかり空いた2年連続MVP男の穴はやはり大きかった。