巨人の開幕先発マスクどうなる? 原監督はいまだ明言せず

2019年03月15日 16時30分

2戦で防御率0・00の“スガコバ”菅野(左)と小林

 FA加入の炭谷銀仁朗(31)か、それとも正妻・小林誠司(29)か。原巨人のリーグ開幕・広島戦(29日、マツダ)先発マスク問題は決着とはならなかった。

 14日のソフトバンクとのオープン戦(ヤフオクドーム)に先発した開幕投手・菅野智之投手(29)は5回完全の快投。6回に無死二、三塁のピンチを迎えたが後続を抑え、6回68球2安打6奪三振無失点にまとめた。コンビを組んだのは2日のヤクルト戦(東京ドーム)で3回完全だった小林。相性の良さを改めて証明した炭谷との“スガスミ”で臨んだ前回オリックス戦(8日、京セラドーム)での4回6失点から修正したエースは「いい準備をしてきたのでいい結果が出た。両サイドのストレートと前回はスライダーが浮いてたけど今回は思ったところにコントロールできた。満足いく結果」と振り返った。

 ここまで原監督はオープン戦で2捕手を1試合ごとに交代で先発マスクに起用。菅野と2戦ずつ組み“スガスミ”が防御率10・50。一方、“スガコバ”は防御率0・00と数字は歴然としているのだが…。

 試合後の指揮官は「素晴らしい投手戦でしたね。ノーアウト二、三塁でも点を与えなかったところにね。ピッチャーというのは点を与えないことが仕事なんだなと。彼は自分の役割は分かっている人ですから。意思の伝達、疎通というのは伝わっていると思います」と菅野への信頼感を口にするも「2戦連続では崩れない」との問いには「そうですか。そういうこともありましたっけ」と、けむに巻いた。さらに8回一死二、三塁で小林が決めた2ランスクイズも「勝手にやったんじゃないの」と素っ気なかった。

 昨年11月28日の炭谷の入団会見で「若い小林、大城、宇佐見といい捕手はいるが日本一を狙うには時期尚早」と話し「最初の願い」として炭谷獲得を熱望した原監督にとって“スガコバ”コンビ解体は既定路線。“スガスミ”はまだ発展途上とはいえ指揮官にしてみれば決断の裏付けは欲しいところだ。菅野の開幕前、最終登板となる23日ロッテ戦(東京ドーム)での先発マスクに、がぜん注目が集まる。

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