中日・山井 40歳での開幕ローテーション入りへ超ポジティブ

2019年03月13日 14時00分

阪神戦に先発した山井

 中日・山井大介投手(40)が超ポジティブ思考で開幕ローテーション入りを狙っている。12日の阪神とのオープン戦(ナゴヤドーム)で今季初の先発マウンドに立ったが、5回を10安打4失点で降板。それでも「投げてる感覚はそんなに悪くなかった。打たれた球は高かったし、原因は分かっている。5イニング投げて、まだまだ投げられそうな感じもあったし、修正できれば十分に勝負できることが分かったので良かった」と、どこまでも前向きに振り返った。

 昨季限りで岩瀬、荒木が現役引退し、チーム最年長となった山井は沖縄春季キャンプ中、本紙評論家の前田幸長氏に不退転の決意を明かしていた。昨季先発で10試合の登板にとどまったベテラン右腕は「今年は20試合以上は投げたい。もちろん、先発で。若い投手もいるけど、実際、自分の方が良いボールを投げられていると思っている」と堂々と胸を張っていたという。

 前田氏は「とにかく先発でマウンドに立つんだという山井の力強い意志を感じた。僕は38歳で辞めたけど、40歳を超えてやるのは超人的だと思う。野手は走れなくなったり、守れなくなっても代打とかあるけど、投手はボールが投げられなくなったら終わり。本人が今年はやばいですねと言い始めていたら、それは本当にやばいけど、そんな雰囲気は全くなかった。41歳になる年にあの気持ちの張りはすごい」と舌を巻く。

 前田氏が中日で3年間背負った29番を2002年に引き継いだ山井は「今年ダメだったらユニホームを脱ぐ覚悟はできています」と“先輩”に漏らしたというが、今季の山井は今まで以上に本気だ。