“ノーコン病”阪神・藤浪にチーム内から飛び出した「ヤケクソ右打者対策」

2019年03月13日 14時00分

四球を与えて舌を出す藤浪

 阪神の“悩める右腕”藤浪晋太郎投手(24)の開幕ローテ入りが事実上、消滅した。12日の中日戦(ナゴヤドーム)に先発し、挑戦中の「スリークオーター投法」で4回無安打2三振、1失点(自責0)ながら、4四死球に加え2暴投など“ノーコン病”は克服できず、無期限での二軍調整を強いられることになった。

 藤浪は「(今日は)思った通りの投球が全然できていなかった。立ち上がりから感触が良くないし、戻せたらいいが、それができなかった」とがくぜんとした表情。矢野監督は「自分と闘ってばかりで相手と勝負できていない。結果ばかりにこだわって投げてしまっている。もう一回、こうやっていくんだ!というのをつかんだ上で戻ってきてほしい。その方が晋太郎のためになる。期間は決めていない」と再起を促した。

 高卒新人から3年連続2桁勝利を挙げたのも今や昔で、今季はついにプロ入り初の開幕二軍。チーム内では「年々、成績を落としてもやはり頭でっかちで人の意見をあまり聞かない。今の調子なら(藤浪の)開幕ローテーション入りは難しいだろう。矢野監督も感じているはずだ」とささやかれていた。

 この日の中日打線のように相手球団は藤浪の“ノーコン病”を恐れて左打者ばかりを並べるのが恒例となっており、右打者対策ができず「ブルペンに右打者を模した人形を置いて投げ込んだらいい。本人のプライドとかもあるかもしれないが、それくらいの思いでやらないと同じ繰り返しになる」(球団関係者)と半ばヤケクソの声まで出るほど。つまりは最初から復活は前途多難と見られていたのだ。

 藤浪の開幕二軍の一報には他球団007から「その方がいい。不安定なまま、ぶつけられてはたまらない」と“歓迎”する声もあったが、本人としてもいつまでも「お荷物」ではいられないはず。何とかしてほしいところだが…。