中日・根尾プロ初シート打撃で「あわや」 危険球に猛省した育成助っ人

2019年03月07日 16時30分

ブリトーの“危険球”に腰を引いて避ける根尾

 中日のドラフト1位・根尾昂内野手(18=大阪桐蔭)が6日、ナゴヤ球場での二軍残留練習で初のシート打撃(守備、走者ともなし)に臨んだ。鈴木翔と育成選手のブリトーに対し、10打席で6打数無安打に終わったが、4四球と選球眼の良さを発揮した。その中で周囲を凍りつかせたのが、最後の打席でのこと。制球が定まらないブリトーの投球が根尾の体に向かい、当たる寸前に体をのけぞらせてボールを避ける“あわや”の場面があった。

 ブリトーの“危険球”に根尾は「びっくりした? はい。足元に来たので。怖かったですね。危なかったです。(避けなければ)間違いなく当たっているんじゃないですか」と肝を冷やしたが、立石巡回野手コーチは「あれを避けられたことは、いいんじゃないか。球が見えていたということ」と目を細めた。

 根尾は右ふくらはぎの肉離れで出遅れて二軍キャンプを送り、8日からの教育リーグ、阪神3連戦(鳴尾浜)での実戦デビューにメドがたったばかり。それだけに、チーム関係者は「万一、根尾が死球を食らって大けがでもしていたら大騒動になっていたよ。そんな悲劇が起きなくて本当に良かった」と胸をなで下ろした。

 話題のルーキーを故障させては、その選手が猛バッシングを浴びる可能性もあるだけに、別の関係者は「今後はブリトーを含め、根尾に投げる投手は気を使って投げにくくなってしまうのでは」と危惧する声も出たほどだ。

 ブリトーは根尾について「とても素晴らしいバッター。今日はいろんな球種を投げて制球が荒れてしまった。技術的なことに課題があって直さないといけない。次の打者に対戦する時は直せるように明日からまた練習します」と猛省したが、根尾は「僕もすぐに逃げたんで。でも自分も投手をしているんで、そういう球もありますし、当たらなかっただけでヨシとして」と涼しい顔。周囲の心配をヨソに早期一軍昇格を目指している。

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