“大阪名物”ハリセンが京セラドームで復活

2019年03月06日 16時30分

ハリセンを手にするロメロ

 京セラドームで“大阪名物”が復活する。オリックスは今季の応援グッズのメインにハリセンを準備しており、シーズンに入ってから販売を開始する。昨年9月には試験的に3日間限定で来場者に無料配布し、そのときのスタンドからの小気味よいハリセンの音が選手にも大好評。選手側が球団に要望し、実現の運びとなった。

 ハリセンといえば、吉本興業の往年のお笑いグループ「チャンバラトリオ」のネタとして関西ではおなじみだが、チャントリは2015年に52年の活動に幕を下ろした。それが京セラドームで復活するとあって、グッズ担当者も「大阪らしいアイテム。9月に配布したときの応援のムードがすごく良かった。これはホームアドバンテージになる。京セラ名物になってくれれば。チャントリさんを呼ぶことはできませんが、ハリセンは大阪人に刷り込まれています」と期待を寄せる。4月2日からのホーム開幕3連戦(対ソフトバンク)で配布し、その後に本格的なグッズ展開を予定。イニング間の大型ビジョンでもハリセンの応援と連動した映像が流されるという。

 これにはナインも「お客さんが少なくてもいい音が響く。これがスタンド全体だとすごくテンションが上がると思う。楽しみですね」と盛り上がっており、さらに「サヨナラの場面にも使えるかもしれない」と不敵に笑う。サヨナラの場面ではナインがヒーローめがけて飛び出し、ペットボトルの水をまき散らして手荒い祝福をするのが通例だが、ここに“ハリセンチョップ”が炸裂するかも…というわけ。球団関係者も「試合中に小道具の使用は無理だけど、終了後なら大丈夫と思う」としている。若手頼みで下馬評は低いオリックスだが、音色とともに“ハリセン打線爆発”といきたいところだ。