清宮骨折で侍ジャパン辞退 右手首の“爆弾”心配されていた

2019年03月05日 11時30分

開幕戦出場が絶望的な清宮

 日本ハムの清宮幸太郎内野手(19)が4日、都内の病院で精密検査を受け、右手有鉤(ゆうこう)骨の骨折と診断され、初のメンバー入りを果たした侍ジャパンの強化試合・メキシコ戦(9、10日)への出場を辞退した。3日に行われたオープン戦・DeNA戦(札幌ドーム)の9回の第4打席でファウルした際に右手首に違和感を覚え、打席の途中で交代していた。全治や手術を受けるかどうかなど今後の見通しは不明だ。

 有鉤骨骨折は過去にも多くの強打者が経験している。日本ハムでは中田が2008年に有鉤骨を骨折した際は7月の手術後、二軍で打席に立つまで2か月を要した。10年5月に手術を受けたソフトバンクの松田宣は、40日ほどで一軍に復帰している。一般的には完治まで2~3か月かかるとされており、プロ2年目で初の開幕一軍どころか、29日の開幕戦の出場も絶望的だ。

 右手首は昨年11月に痛めた“爆弾”。同12月から1か月ほど打撃練習を回避していた。キャンプでは初日からフリー打撃を行い不安を吹き飛ばした。しかし、2月下旬には疲労が蓄積したためか、強制休養を命じられている。2日のDeNA戦では特大の1号を放つなどオープン戦3試合で9打数3安打、打率3割3分3厘、1本塁打、2打点と調子は上向きだっただけに清宮本人が一番残念だろう。怪物は試練を乗り越え、パワーアップして戻ってくる。