阪神・メッセンジャー開幕投手に待った!評論家が年齢的な衰え指摘

2019年03月04日 16時30分

開幕投手が決まったメッセンジャー

 阪神が3日のソフトバンク戦(ヤフオク)に2―7と完敗し、オープン戦開幕4連敗。メッセンジャー、ガルシア、西と今季の先発ローテーションを支えるべき“3本の矢”がマウンドに上がるも、昨季日本一に輝いたソフトバンクの強力打線を抑えきれず、依然チームは最下位に沈んだままだ。

 試合後、矢野監督は3回4失点でマウンドを降りたメッセンジャーについて「(心配は)全然してない。もう開幕はランディで行こうと。準備とか(チームを)引っ張っていこうとかいう気持ちを含めてやっぱりランディやなと」と、来日10年目の助っ人右腕に、5年連続6度目の大役を任せる考えを明言した。

 だが、この決断に本紙評論家の加藤伸一氏は警鐘を鳴らす。この日のメッセンジャーの投球について「上半身の力で投げている印象を受けた。若いころなら低めを狙った直球が高めに浮いても打者を抑えられる球威があったが、もはや今までのようにはいかない。このままではしんどいのでは」と今年38歳になる右腕の年齢的な衰えを指摘。

 また例年、中5日での登板を希望してきたスタイルにも「全盛期なら(中5日の)価値があるかもしれないが、黒星が先行してしまうようだと意味がない。首脳陣も冷静になって“目利き”をし、本人とコミュニケーションを取った上で説得したほうがいい」と語る。

 一方で加藤氏は、この日のガルシアと西の投球内容を「ガルシアはさすがの内容。中日で13勝を挙げただけある。投球フォームに“間”がなくタイミングが取りづらい。西も昨季に比べ投球フォームが格段に良くなった。シュート系のボールの多投で下がり気味だったヒジの位置が矯正されている。これならケガの心配もなく、シーズンを通して安心して見ていられる。制球力に加え球に力もあった。今季は相当にやってくれるのでは」と高く評価した。

 虎投手陣も、いつまでもメッセンジャー頼みというわけにはいかない。西とガルシアによる“左右両輪”の支えこそが鍵となりそうだ。