ソフトバンク・松田宣 35歳とは思えない驚きの肌ツヤ&肉体

2019年03月04日 16時30分

満塁弾を放った松田宣(右)

 ソフトバンク・松田宣浩内野手(35)が逆襲の予感を漂わせている。3日、阪神とのオープン戦(ヤフオク)の初回に手応え十分の満塁弾。「早く本塁打を打ちたかった。今年はオフから体が動くので、いい練習ができている」と仕上がりに納得顔だった。昨季は打撃不振に陥り、レギュラー定着後ワーストの打率2割4分8厘に沈み、ポストシーズンではスタメン落ちも味わった。今季は4年契約の最終年。このオフは、かつてない危機感で自身を追い込んできた。

 人気者ゆえに毎年オフはイベントに引っ張りだこ。球団の「顔」としての役割を理解しているが、昨年11月の日本シリーズ後、チーム関係者に「できる限り時間をつくりますが、今年は練習に集中したいので(配慮を)よろしくお願いします」と申し入れ、セーブした時間をトレーニングに充てた。1月のグアム自主トレには、チームでも指折りの身体能力を誇る育成2年目・周東、17年ドラ1右腕・吉住を“刺激剤”の意味も込めて帯同。連日、走り込みとスイムトレで若鷹を圧倒した。

「一番元気で練習量が多かったのは松田さん。35歳のはずがないと思ったくらい」(周東)。「ついていくのがやっとだった。肌ツヤから若々しくて一番いい体だった」(吉住)。球団が2月に行ったインボディー測定では、筋肉量で柳田らを上回りチーム上位の数値を叩き出した。

 オフから危機感をにじませる姿に王会長も「今年は準備がしっかりできているね。彼は今年に懸ける思いがある。年齢的なものもあるし、必死にやっている。(満塁弾は)スタンドまで行っていた。(ホームランテラス奥の)スタンドまで届くと、いいんだよ」と状態の良さに何度もうなずいた。

 今季は「ポスト松田」論争を封印できるか。