鷹育成左腕・川原 全球150キロ超の剛球で1回ピシャリ

2019年03月02日 18時41分

完ぺきな内容で最後を締めた川原

 ソフトバンク10年目の育成左腕・川原弘之投手(27)が2日、阪神とのオープン戦(ヤフオクドーム)で、1―0の9回に登板。投じた5球全てが150キロを超え、三飛、二飛、二ゴロに打ち取る完璧な内容だった。

 1点差のしびれるマウンドにも「すごく楽しかった。一つひとつの登板がチャンスなので、絶対に結果を残そうという気持ちだった」。これで実戦3試合連続の好投となり、工藤監督は「相手が真っすぐを待っているところで打ち取れるのは、球に力があるから」と絶賛だ。

 王球団会長も「肩もヒジも(故障を)やっているのにね。左であの球を放れる。本人も『(もう一度)支配下を』と思ってやっている。(支配下登録)枠も空いているわけだし、慌てることはない」と苦労人を思いやりながら高く評価した。

 川原は2009年ドラフト2位で入団。12年に当時の日本人左腕最速158キロをマークするなど大きな期待をかけられた。だが、その後は故障に苦しみ、15年に左肩と左ヒジを手術。同年オフに育成選手となった。支配下再登録、さらには開幕一軍入りへ苦労人が猛アピールを続けている。

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