ベテラン背水の陣 阪神・鳥谷が決意の列島縦断!

2019年03月02日 16時30分

気合満点の鳥谷

 あぐらをかいてはいられない。遊撃再転向でレギュラー奪取を目指す阪神・鳥谷敬内野手(37)が、2日のソフトバンク戦(ヤフオク)から本格スタートするオープン戦に、遠征も含めてほぼ全てに帯同することになった。チーム関係者は「遠征試合への帯同も自分から希望したようだ。ベテランでは異例のことだけどそれだけ必死になっているということだろう」とベテランの決意のほどを明かす。

 キャンプでは、ポジション争いのライバルである北條史也内野手(24)が実戦で打率5割2分4厘と絶好調でMVPに輝き、矢野監督は「(遊撃争いでは)もちろん抜けている。上に来ている」と“北條優勢”の見方を示した。ドラフト3位・木浪聖也内野手(24=ホンダ)も8試合連続安打で頭角を現している。過去の実績では両者と比べ物にならないが、鳥谷といえど安穏としていられないというわけだ。

 レギュラーの座をつかむには、元気なところをアピールするしかない。通常、ベテランや外国人選手は調整重視でオープン戦の遠征も“スポット参戦”となるケースも多いが、今回の福岡に始まり、8日以降の倉敷、名古屋、横浜、神宮、千葉への遠征も大事な出場機会で無駄にはできない。

 鳥谷は1日、甲子園球場での全体練習に参加。フリー打撃や守備練習などで汗を流し「結果を出さないといけないので結果を出すだけ。打たないといけない」と決意を新たにした。シ烈なポジション争いに、矢野監督は「これだけ競争してくれるのは楽しみ」と目を細めるばかりだが、背水のベテランにとっては毎日が勝負となる。

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