中日が警戒 阿部の捕手復帰で巨人打線はとんでもない破壊力になる

2019年02月27日 14時00分

阿部に安打を許した大野雄

 巨人では阿部、炭谷、小林、大城らがシ烈な正捕手争いを繰り広げているが、中日が最も恐れているのは意外(?)にも約3年ぶりに捕手復帰した阿部だという。

 26日の先発で2回に阿部に145キロの直球を左前打された大野雄は「何千試合(2187)も出場経験がある方ですからね。やっぱり阿部さんが捕手で出ると巨人の守備が締まるというかピリッとしていた」と言う。G野手最年長の阿部が“司令塔”になると、野手陣に張り詰める緊張感が半端ないというのだ。昨季まで巨人に在籍した阿波野投手コーチは、3回まで被安打2で1失点の好リードを見せた捕手・阿部について「安心感はあるんじゃない」と複雑な胸中を明かす。

 肩の衰えが心配される阿部は、2回二死一塁の守備で堂上に二塁への盗塁を許した。しかし、中日の中村バッテリーコーチは「今日のは(投手がモーションを)盗まれてたから、誰が捕手でも刺せない」と“擁護”までする。

 中日関係者は「シーズンに入れば、炭谷や小林の出場機会の方が多くなるとは思うけど、今日のように9番でなくても、8番とかの下位打線に阿部がいたら巨人打線はとんでもない破壊力になると思う。やっぱり阿部の方が怖い」と警戒しており、中日では今後の阿部の動向が気になって仕方がないようだ。