三塁手争い激化の日本ハム 清宮のために中田が守って!

2019年02月27日 14時00分

中田はどこを守るのか?

 入団2年目で飛躍が期待される日本ハム・清宮幸太郎内野手(19)を生かすも殺すも“あの男”次第かもしれない。

 昨季まで4年にわたって三塁を守ってきた主砲レアード(現ロッテ)が退団した日本ハムでは、激しい正三塁手争いが繰り広げられている。もともと内野手の横尾に加えて、外野手登録の大田と近藤、浅間らも昨秋キャンプから三塁の守備練習をスタート。緒方守備チーフ兼内野守備走塁コーチは当時から「大田と近藤はやっぱりセンスがあるよね。過去に三塁手としての経験もあるわけだから」と高く評価していた。浅間も26日のヤクルトとの練習試合に「1番・三塁」で出場し、守備だけでなく、打撃でも初回に先頭打者本塁打を放ってアピール。栗山監督も「守備がうまくなったよね。かっこよくなった」と褒めるなど、大混戦の様相だ。

 そんな中で“ダークホース”として期待されているのが、昨季から主将を務めている中田翔内野手(29)だ。「翔が守れればいいと思っている。ポテンシャルは間違いなくある選手だからね」と緒方コーチ。2015年以降はほぼ一塁に定着したが、入団時や14年には三塁にも挑戦した。何より「(清宮)幸太郎が守備に就けることでしょ」(同)というのが最大のメリットだ。

 新加入の王柏融外野手(25)は左翼での起用が有力で、清宮はDHでの出場機会が増えることが予想される。ただ、首脳陣は「DHで出続けるよりも守備に就けた方が断然いい。まだ若いわけだから(守備の)経験はした方がいいに決まっている」(緒方コーチ)と考えており、中田が三塁に座れば全てが丸く収まるというわけ。今後の展開に注目だ。