ヤクルト・高梨裕稔 日本ハムと比べて圧倒的に練習量が…

2019年02月28日 11時00分

23日の阪神戦で好投した高梨

【核心直撃】ヤクルトの高梨裕稔投手(27)が23日のオープン戦初戦先発を任され、3回を無失点に抑えるなど、新天地で奮闘を続けている。昨年12月、秋吉亮投手(29)らとの2対2のトレードで日本ハムから移籍。入団会見では「言われた時はびっくりした」と動揺を隠しきれなかった2016年のパ・リーグ新人王右腕は、どんな心境でキャンプを送ったのか。

 ――チームには慣れたか

 高梨 僕は人見知りなので、トレードが決まった時は正直、不安でした。一度仲良くなればいいんですけど、最初が苦手なので。でも、実際に入ったら先輩、後輩を問わず話しかけてくれて(チームに)入りやすかった。屋宜さん(17年に杉浦稔大とのトレードで日本ハムから移籍)や鵜久森さん(元日本ハムで16年から昨年までヤクルトに在籍)が僕が入る前にヤクルトのいろいろな方に連絡してくれたようなので。すごく感謝しています。

 ――ヤクルトと日本ハムで大きく違うところは

 高梨 やっぱり練習量でしょうね。ヤクルトの方が圧倒的に練習量が多い。いや、ファイターズが少なすぎるかもしれません(笑い)。

 ――どちらが自分には向いている

 高梨 どっちも好きです。ファイターズは全体での練習時間は少なかった分、個々の自主性を重んじるというか、それぞれ自分で課題をつぶす練習、時間が多かった。それで5年やってきたので、そのやり方に慣れているのは事実です。でも、ヤクルトの練習も(チーム側から)いろいろと教えていただけるのでありがたい。自分のやりたいことをやらせてもらいながら、体幹や体のコアな部分の鍛え方なども練習メニューに入ってくるので。自然に自分の弱い部分が強化できる。僕にはプラスだと思います。

 ――16年に10勝を挙げ新人王に輝いて以降、2年連続で成績が下がっている(17年7勝7敗、18年5勝7敗)。復活に向けて何か新たな取り組みは

 高梨 やっぱり真っすぐが良くないと、変化球が生きてこない。ここ2年はふがいない成績だったので、今は真っすぐの精度、キレを上げたい。これができればある程度、結果は残せると思います。

 ――チームでは先発を期待されている。今季の目標は

 高梨 数字は決めていません。投げる試合は全部勝つつもりです。ただ、2桁勝利はしたいですね。

 ――ヤクルトで活躍して日本ハムを見返したい気持ちは

 高梨 それはもちろんあります。今はファイターズに未練はありませんが、自分を(トレードで)出して(日本ハムに)「しまった!」というか、そう思わせられる活躍ができればいいと思っています。それが同時に、僕を育ててくれたファイターズへの恩返しみたいなものになると思うので。そういう存在になれるよう頑張ります。