中日・根尾 「ソフトバンク・今宮式で育てろ」の声

2019年02月26日 16時30分

全体練習で張り切る根尾(中央)

 中日のドラフト1位・根尾昂内野手(18=大阪桐蔭)に対し、今シーズン中の“二軍幽閉案”が浮上している。

 自主トレ中に右ふくらはぎを肉離れし、キャンプ初日から別メニュー調整していたが、25日は沖縄・読谷球場で二軍本隊の練習についに合流。午後から行われたDeNAとの二軍の練習試合には出場しなかったが、ベンチに入り、実戦でのプロの動きを初めて間近で体験した。「いいプレーも悪いプレーもすべて見させてもらって良かった。いい勉強ができた」と目を輝かせた。

 黄金ルーキーがようやくスタートラインに立ち、今後は実戦デビュー、一軍昇格がいつになるか注目される中、首脳陣は慎重な姿勢を崩さない。小笠原二軍監督は「ただ(二軍本隊に)入っただけなんで。その中でも全体のメニューをこなせてない部分がいくらでもある。彼だけのためにチームが動くわけではない。まだまだ試合は先になってくると思う」と言えば、与田監督も「(二軍の実戦で)技術的なことをやらずにいきなり一軍に呼ぶということはないと思う」と、ゆっくり育てていく方針だ。

 チーム内からはソフトバンク・今宮を手本にすべきだとの声が出ている。2009年に高卒ドラフト1位入団した今宮は1年目は二軍で土台づくりに励み、2年目は18試合の出場にとどまったが、シーズンの半分以上を一軍に帯同し、経験値を積んだ。すると、3年目から不動の遊撃レギュラーとして定着した。

 そのためチーム関係者は「根尾も今宮のように1年目は一軍に上げず、じっくり育てた方がいい。正直、今の根尾の二軍での打撃を見たら、一軍に上げても苦労するだろうし、注目されすぎているだけにプレッシャーも半端ないし、ショックを受けると思う。我慢して1年目はずっと二軍で使った方がいいよ」と指摘する。根尾の一軍デビューは今季中には見られない可能性もありそうだ。

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