ソフトB・ドラ3野村にA組“お試し起用”案

2019年02月22日 14時00分

豪快なフルスイングが野村の持ち味だ

 ソフトバンクのドラフト3位・野村大樹内野手(18=早実)が、宮崎春季キャンプでB組ながら実戦打率5割の結果を残し、大器の片鱗を見せている。そんな期待の高卒ルーキーに、今月末のA組対外試合での“お試し起用”案が浮上した。

 野村は21日、B組の練習試合・楽天戦に途中出場。1打席のみで見逃し三振に倒れたが、紅白戦と対外試合4戦の通算成績は12打数6安打と、木製バットへの対応をまったく苦にすることなく安打を量産している。

 12球団でも珍しい主力(A組)とファーム(B組)の一括キャンプを行っているソフトバンク。その利を生かして、野村に「一流レベル」を体感させる計画が進んでいる。森ヘッドコーチは「野村は下で結果を残しているし、まず一軍レベル、力の差というのを知るのも勉強。上で使ってみるというのもあっていい。頑張っている若手の励みにもなる」と26日楽天戦、27日西武戦、28日ロッテ戦(すべて生目の杜・アイビースタジアム)の対外試合3連戦中のA組合流案を明かした。

 さらにファーム首脳陣からは23日にB組で打撃投手を務める故障明けのサファテと加治屋との対戦計画も浮上。まさに英才教育だ。

 これには、主力の高齢化と進まない若手の台頭に頭を悩ませる球団も大歓迎だ。永井編成・育成部長兼スカウト室長は「野村はいいスタートを切ったし、将来の主力候補。非常にいいアイデアだと思うし、ぜひやってもらいたい」と森ヘッド案を後押しした。

 高校通算68本塁打を誇り1年生から早実の4番を張った野村は「まだ圧倒された感覚はない。でも、衝撃を受けるくらいの“劣等感”を感じるのも成長の糧になる」と意識も高く、鷹の高卒野手としては異例の注目を浴びている。

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