阪神 ドラ1・近本が“センター試験”突破

2019年02月15日 14時00分

シャープな打撃を披露した近本

 この勢いで“センター試験”突破だ! 阪神のドラフト1位・近本光司外野手(24=大阪ガス)が、チーム初の対外試合となった14日の楽天戦で2安打1打点とアピールした。3回の第1打席で中前打を放つと、7回一死二塁で迎えた第3打席では初球の低め直球を強振。打球は深々と左中間を破った。快足を飛ばして三塁を陥れ“プロ初”の適時三塁打で存在感を発揮した黄金ルーキーは「自分の形を崩さずに打てた」と満足そうに振り返った。

 首脳陣もえびす顔だ。矢野監督は「ポイントまで呼び込んで、引っ張ることも逆方向へ打つこともできる。実戦になればなるほど魅力が出るタイプ」と称賛。浜中打撃コーチも「本人もああいう(第3打席の)打球方向は自信になるだろうし、しっかり結果を出すのはさすが。ポテンシャルが高いところを見せてくれた」と喜んだ。敵情視察に訪れたヤクルト・山口スコアラーも「しっかり打てている。足の速さにもビックリした」と舌を巻いた。

 実績&実力十分の福留と糸井が外野の左右両翼に鎮座する現在、中堅争いはチーム最激戦区。ライバルの江越、板山、高山、中谷らもスタメンに名を連ねたこの日は、若虎たちの生き残りをかけたキャンプ中盤の“中堅テスト”でもあった。

 これで紅白戦を含めて3試合連続安打。文句なしの打撃と快足を披露した近本はシ烈な定位置争いから一歩抜け出しそうだ。

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