松坂の負傷は「公傷扱い」にすべき

2019年02月15日 14時00分

キャンプ地を離れた松坂

 右肩に炎症が見つかり、沖縄キャンプを離脱した中日・松坂大輔投手(38)が14日、かかりつけの病院で検査と治療を受けた。15日も同じように通院予定で、球団は16日朝にも結果報告を受ける見込みだと発表した。

 松坂は沖縄キャンプで第1クール中、ファンに右腕を引かれた際、右肩に違和感を訴えた。12日に沖縄県内の病院で「右肩の炎症」と診断され、かかりつけの病院でセカンドオピニオンを求めるため、13日に沖縄を離れていた。

 西山球団代表は「キャンプに参加するのはいつになるかは、またお知らせします。いつ参加できるかは結果次第」と顔を曇らせる。しかし、チーム関係者は「思ったよりも良くはない。治るまでにかなり長くかかってしまうこともあるかもしれない」と重症となる可能性も否定しなかった。

 そんな中、チーム内で球団の責任問題を糾弾する声も出ている。「松坂本人の責任は問えないし、腕を引っ張ったファンの人だってけがをさせようと思ってやったわけではないと思う」。その上で「一番悪いのは球団で、こういう最悪な事態が起こらないようにしっかりとした対策をすべきだったのに。万一、これで松坂がろくに今季投げられなくなったら、来季も契約してやるべき。年俸も下がらないように“公傷扱い”にしてやるぐらいじゃないと」とピシャリ。

 もともと球団は松坂が球場周辺を移動する際には職員や警備員を周囲に複数人配置していたが、想像以上にファンが群がり松坂がもみくちゃ状態となる一幕もあった。その後、警備員を増員したり、球場とブルペンを行き来する通路の幅を広げたり対策しているが…。周囲の松坂に同情を寄せる声は高まるばかりだ。