松坂の男気 “犯人”明かさず

2019年02月14日 14時00分

松坂のファンへの思いとは…

 ファンとの接触で右肩を痛めた中日・松坂大輔投手(38)がチーム内で男を上げている。いったいどういうことか――。

 今回の“不幸な事故”が起きたのは、沖縄・北谷球場で行われているキャンプの第1クール中のこと。平成の怪物はファンに右腕を引っ張られて右肩の違和感を発症し、12日に沖縄県内の病院で検査を受けて「右肩の炎症」と診断された。ただ、詳細については不明な点が多い。アクシデントの発生日も球団は“数日前”としか明かしていない。これが松坂の優しさともっぱらだ。

 チーム関係者が言う。「(今回の件の詳細を)松坂本人が分からないわけない。日にちはもちろん、男性か女性かも本当は分かっていると思う。だけど、松坂は自分の口でそれを具体的に明かしてしまったら、その人が特定されてしまって相当なバッシングを受けかねないと心配してぼかしているんだと思う」

 実際、すでにSNS上では“犯人”に向け「一線を越えた行為」「これは許せん!」「壊した人はどう責任を取るんだ」など非難の声が殺到している。これが要因で引退につながってしまうようなら数千万円単位の賠償金請求に発展する可能性もあると指摘されるなど“犯人”を糾弾する声はエスカレートするばかりだ。

 それでもなお、松坂は“大人の対応”を見せているという。別の関係者は「松坂はこんなことがあったのにファンサービスをやめようとは考えていない。この件を球団が発表しようとした時も、本人は最終的に『任せます』と承諾したが積極的ではなかった」と明かした上で「本当に松坂のファンに対する姿勢には頭が下がる。本物のスーパースターだよ」と脱帽する。

 松坂は球団発表後も練習移動中に笑顔で少年からのサインの求めに応じていた。その人間性は、周囲もほっこりさせている。