1番人気の“赤長野”レギュラーの保証なし!東出コーチ「若手と競い合って勝ち取ってほしい」

2019年02月13日 11時00分

人気は1番の長野だが…

【赤ペン!! 赤坂英一】「レギュラーが決まっているのは、(4番・ライトの鈴木)誠也と二遊間(田中、菊池涼)だけ。ほかのポジションはオープン戦で競争してもらいます。もちろん、長野も例外ではありません」

 広島・東出打撃コーチは、今年もクールに戦力を分析している。昨年の今ごろは「野間が化ける」と予言して見事に実現。今年のキャンプでは“赤長野”が1番人気だが「レギュラーになれるかどうかはあくまでも本人次第」とこう言った。

「長野ぐらいになれば、どの程度の打撃の技術を持っているかは分かっています。ただ、この3~4年は精彩を欠いたシーズンもあった。長野が外野の定位置をつかみたいなら、若手と競い合って勝ち取ってほしい。そうしないと、ウチの若手も納得しませんからね」

 前巨人監督・高橋由伸氏が評論家として日南を訪れた際、東出コーチは巨人時代の長野の状態について質問したという。すると高橋氏は「最近の長野は本来の力の5割程度しか発揮できてなかった」と答えたそうだ。

「眠っていた力を長野がどこまで取り戻せるか、そこが勝負ですよ。去年で引退した新井(貴浩)さんがウチに復帰した時(2015年)も最初は右の代打要員。そこから、本人が努力で4番の座をつかみ取ったんだから」

 もう一人、ドラフト1位新人の小園(報徳学園)は戦力になるのか。広島の高卒新人野手としては異例のキャンプ一軍スタート。小園本人も「開幕一軍」を目標に掲げているが、東出コーチは「こちらとしては開幕一軍にはこだわっていない」そうだ。

「このキャンプで小園を一軍に入れたのは、田中とキクと一緒にやって、彼らの技術を間近に見てほしいからですよ。彼らのレベルの高さを知り、いろんなことを感じて、自分に必要なものは何かを学んでほしい。まずはこのキャンプ、オープン戦を通してどこまで成長するかを見てみたい」

 とはいえ、高卒新人としては大変レベルが高いことも確かだという。

「体格からして違いますね。特に尻回りのがっちりした肉付きがいい。守備練習も一軍の選手に見劣りしてない。打撃もパンチ力がある。まあ、技術的には直すところがたくさんありますが」

 ちなみに、東出コーチは、小園と同じ高卒新人野手だった1999年に一軍昇格。2年目の00年にはショートのレギュラーになっている。

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