ソフトBキャンプで“達川節”全開「長野はすごいな」

2019年02月08日 20時05分

甲斐と談笑する達川氏

 ソフトバンクの宮崎春季キャンプが7日、朝から大いに沸いた。前ヘッドコーチの達川光男氏(63)がやって来たからだ。チームより先に球場入り。「礼儀は鎧(よろい)。あいさつは身を守る。当たり前のこと。ホンマは(昨年の)秋に来るべきなんじゃが、その時だといない人間もおるけえ」。選手や首脳陣が到着すると、通路でハイタッチして出迎えた。

 その後も“達川節”は全開だ。チーム関係者に背中を押される形でA組(一軍)の円陣に入ると「2年間ありがとうございました。ホークスと広島の日本シリーズの解説を広島でやりたいと思ってます。そういう面でも頑張ってください。呼ばれるかどうかは分からないですが」と言って笑わせ、そのままB組のグラウンドに出向いた。

 今回はプライベートな訪問ながら、懇意のテレビ局に“友情出演”の形で撮影に応じるなど大サービス。「(広島に移籍した)長野(久義外野手)はすごいな。今、小学生の間でも話題になってるらしい。先生には(漢字の読み方は)『ながの』って教えてもらったのに『ちょうの』じゃないですかって。いや、ホンマやぞ」。球場のいたるところで笑いを巻き起こした。

 古巣の練習には真剣なまなざしを向けた。大学の後輩でもある甲斐野央投手(22=東洋大)が打撃投手を務めるとネット裏から見守り「これにフォークがある。タイプで言えばDeNAの山崎康晃みたいな感じ。シュート回転は気になるが武器にもなる。いいところを伸ばしていけばいい」とエールを送った。

 今季のソフトバンクはドラフト以外に目立った補強をしていない。キャンプの話題性の点では乏しく、チームスタッフからは「連日の報道を見ていると、話題を振りまく達川さんの損失はでかいと身に染みますね」との声も出ていた。