早期昇格を示唆 中日・与田監督の“根尾愛”波紋

2019年02月05日 16時30分

個別練習で声を出す根尾

 吉と出るか、凶と出るか――。中日・与田剛監督(53)が4日、右ふくらはぎ肉離れのため二軍キャンプでリハビリ中のドラフト1位・根尾昂内野手(18=大阪桐蔭)の“VIP昇格”を示唆したことで、チーム内に波紋が広がっている。

 指揮官の“根尾愛”は相当なものだ。二軍で別メニュー調整している段階だが、一軍昇格のタイミングについて「体に違和感を感じず、周りが見ても十分動きに問題ないとなったら、今の状況を確認するために、こちら(一軍)でと考えている」と明言する。

 さらに「新人だから、すべて体づくりをしなきゃいけないとは思っていない。1年目でも使うヤツは使う。それを見るために、確認して、まだまだ足りないとかを目で確認する。ルーキーというくくりでは見ていない」と熱弁を振るう。二軍で通常メニューに合流したら、クールの途中でも翌日に昇格させる可能性さえあるから本気だ。

 根尾はここまでの調整について「順調にきているなと思います」と説明している。ただ、患部はしっかり治さないと癖になる危険性のあるふくらはぎ。チーム関係者の間では「ふくらはぎは意外と厄介で、また同じ所をやって癖になったら今後、プロ人生での致命傷になりかねない」「あの身体能力の高さをもってしても自主トレ中に肉離れしてしまった。このキャンプ中に無理させる必要はない。二軍で上積みをつくってからでも一軍昇格は遅くない」という慎重論も根強くある。指揮官の“前のめり”は、ちょっと心配だ。

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