ソフトバンクは29日、宮崎春季キャンプ(生目の杜運動公園)のメンバー振り分けを発表した。

 主力中心のA組には、ドラフト1位・甲斐野央投手(22=東洋大)ら新人4投手のほか、3年目の奮起が期待される田中正義投手(24)も入った。育成選手では、俊足が持ち味の2年目・周東佑京内野手(22)が抜てきされた。

 また、ヤフオクドームで行われたスタッフ会議後、工藤監督が「主将制度」の廃止を発表。「選手一人ひとりがしっかり自覚を持って『自分がキャプテンだ』ぐらいの強い気持ちで1年間戦ってもらいたい。去年2位ということを一人ひとりが自覚して頑張らないと勝てない」と説明した。工藤監督は就任以来、内川に主将を託してきたが、今季から“全員キャプテン作戦”で選手個々の意識改革を促し、リーグV奪回を目指す。