セ・リーグ3連覇を置きみやげに昨季限りで現役を引退したプロ野球・広島の“レジェンド”新井貴浩氏(41=現野球解説者)、お笑いコンビ「ザ・ギース」の“カープ芸人”尾関高文(41)が24日、東京・銀座の広島アンテナショップTAUでトークショーを行った。

 新井氏といえば、引退表明後の昨年11月5日、OBの黒田博樹氏(43)が私費を投じて中国新聞に出した「結局、新井は凄かった」の広告が話題を呼んだ。

 新井氏は「何も聞かされてなかったのでびっくりした。家にいた時にメールが入ってきて、何これとなった。裏の意味として『結局、黒田は格好良かった』と言いたかったんだと思う。黒田さんはやることが違う。さすが」と先輩を持ち上げた。

 自身は強肩・俊足が売りの上本崇司内野手(28)をかわいがっており「上本が引退する時にはやりたい気持ちはある」と話したが「僕は黒田さんみたいにお金を持ってないので」と笑わせた。

 その黒田氏とは先日、一緒にゴルフをラウンドしたという。「黒田さんがすごくうまくなっている。特にゴルフをしたかったわけではないが、悔しいので、ちょっとやってみようと思う」と、今年はゴルフに力を入れるようで、先輩へのリベンジを誓った。